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大丈夫?クソブログだよ?

墓地ソースと共に

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2017年 11月某日

墓地ソースという構築とはじめての邂逅を果たした。

 


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本当に偶然だった。YouTubeでデュエマ動画を見ていたら目に入った"墓地ソース"の文字。

すめらぎさんが語るその構築の解説は経験と実績に裏打ちしれた完璧な理論の元に成り立っていた。

 

魅せられた

 

それ以上の言葉はないだろう。

GTの格好良さに加えてその巧みな解説は筆者の心を鷲掴みし、筆者は墓地ソースを手にすることになった。

 

その当時の筆者はデュエルマスターズに復帰して1年にも満たない。今や殿堂カードの宝庫である10弾付近からデュエマをやり始めた筆者だが、当時はカードショップなんて概念なんぞ無く、小学生や中学生が友人と遊ぶ程度なものであり、高校に上がるところでTCGからもすっかり離れてしまった(大嘘。高2の時に高校の友人とヴァンガードはやってました。)

 

筆者は中学生以来6年ぶりの復帰であった。15年のうちの7年間でデュエルマスターズは激変していた。侵略や革命チェンジよくわからないけど強そうなギミックが多く存在していた。

5000GTもそのよくわからない存在の一つだった。

ただ一つわかるのは値段高い=強いだろうということであった。

ちなみに1980円(税抜き)で1枚買った際にはGTをドラゴンと思い込んでモルトNEXTに組み込もうとまじめに考えての購入だった。

 

ただこの時はうまく使いこなせなかった。

結局当時は環境トップのNEXT・赤青バイクに加えてクローシス剣を主に使っていたため殆ど触った程度で終わってしまった。

 

次に墓地ソースを手にするのは年が変わり2018年4月。

この時は5月のおやつCS関西で握ったが上手く使いこなせず2-4と散々な戦績だった。

そして双極2弾。

墓地ソの関係カードが収録された

 


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UGC5000GTとオブザ

そして発売直後のCSで墓地ソはすぐさま結果を残した。赤黒として。

筆者も早速赤黒として組んだがうまく乗りこなせなかった。結局は暴れ馬を乗りこなすだけの技量は当時持ち合わせていなかった。

結局この時には筆者の相棒は赤青剣だったため、安定感のある剣を握り続けていた。

剣は筆者に合っていた構築であった。何よりドルガン剣からの6打点のワンショットはわかりやすく強かった。

 

墓地ソースを三度手にすることになるのは2019年の3月の終わりごろであった。

その前に発売されていたツインインパクトパックで追加された2つのカードは

 


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墓地ソースにとんでもない安定感を与えていた。また5000GTは格好良さ。赤青覇道があまり手に馴染んでいなかった筆者はとりあえず組んでCSに持ち込んでみることにした。

 

"2-3"

額面の結果だけで見ればあまり良い結果ではないが、手に馴染んだ。剣と同じ6打点ワンショットは赤青覇道にはなかった感覚だった。そして今までの墓地ソースには無かった安定感。運命を感じた。

といっても簡単にメタられやすいのが墓地ソース。また手に馴染んだとは言えども2-3は自信を持って握るに至る結果では無かったのは事実であった。

3月にも何度か握ったがうまく使えず結果は残せなかった。

 

4月の半ば偶然いつも遊んでいるショップに来たフィリアさんから"ジャックアルカディアス"のアドバイスをもらった。ただこの時は黒緑ドルマゲドンに対抗するためのギミックであった。

そして4/20に行われた石橋CS、翌日の日本橋CSに持ち込むと戦えた。5000GTの封殺効果は環境でも通用することがある程度確認できた。

そしてGW4/29の地下ラボで本戦1没(予選4-1)、5/2の心斎橋の本戦2没(予選3-0)。

いける!そんな自信が生まれた。

また直前に関東ですめらぎさんが優勝していたことも後押しとなっていた。

 

そして臨んだのじぎくCS。

ただ自信のある構築ではあったが関西で一番大きなCSでGWの遠征勢を含め数多くの強豪が参加するこの大会であり。はっきり言って遊びに来たみたいな気分だった。勝ち抜ける自信は一つもなくまぁ足切りの6回戦で3-3できたら上々のような気持ちであった。

1回戦のオボロティガウォック、2回戦の緑ジョラゴンにうまく勝ちきると、3回戦鯖にはうまく立ち回れず負けたものの、その後は3連勝で5-1ギリギリ命を繋いで6回戦を突破すると、7回戦8回戦も勝ち、9回戦は負けたものの9回戦は全勝者であり、7回戦で当たった桂木さんが予選を上がったこともあり7位で本戦へ進出を決めた。

 

この時の本戦進出者8名である

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名のあるプレイヤーが多数おり「なんで本戦上がってんだろ」とまじめに感じていた

休憩前けみくろ放送局の生放送にて解説やってたおんそくさんにアピールしておいた

 

本戦の初戦となる準々決勝は鳥取の強豪ヤハウェさん。フィーチャーマッチ席に呼ばれた。

2試合とも結構ヤバいムーブをされたが盾がどれも回答札という運の良さでストレート勝ちする。

準決勝は大阪最強の卍使いで予選7回戦で対決している桂木さん。(多分関西でも最強だろう)

1本目こそ卍獄殺を踏み負けてしまうが、2本目3本目と連取し決勝に進出する。

決勝へやってきてしまった。3-3できれば上々と思っていた人間があれよあれよと決勝に駒を進めてしまう。

決勝は愛知の強豪ちーさん。(この後に3週連続優勝を果たすすごい人)

赤チェンジザとの情報を得ていた。はっきり言ってチェンジザは有利不利以上に苦手意識しかない構築である。

実際決勝は苦手意識から変なプレイを連発してしまいストレート負け。悪いプレイの見本市みたいなことになってしまっていた。

ただ満足はしていた。不思議と悔しさはなかった。まだリベンジのチャンスは2日後にあったから。

 

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2日後、のじぎく3日間の最強を決める戦いが行われた。殿堂レギュレーションBO3で行われるこのイベントでも墓地ソースを握った。

一番自信があったから、ここに連れてきてくれた構築があったから、山の1つはこいつと決めていた。

 

最強決定戦の初戦は2日目のチーム戦で優勝したあつみょんさん(心斎橋CSと石橋CSの運営の人)

選択は2つとも赤白轟轟轟。

ストレート勝ちでまずは初戦突破。

 

この最強決定戦も正直なところを言うと初戦負けが関の山だろうと思っていた。

 

2試合目の準決勝は3日目のチーム戦で優勝し、2018年度は日本一決定戦に進出した三重の強豪のアーチーさん。

選択デッキは赤チェンジザと零ジョラゴンジョーカーズ。

1本目は卍vs赤チェンジザで有利を押し付けて勝利。

2本目はあまり動きの良くなかったジョーカーズの隙をついてGTを着地させることに成功し勝利。

準決勝もストレートで勝利し決勝へ。

1日目の忘れ物を取り戻すまであと2勝。

 

そして決勝。

決勝の相手はアーチーさんと同じく三重の強豪で共に2018年度日本一決定戦に進出したローラさん。

のじぎく2019最後のゲームも中部勢との激突。

選択デッキは準決勝のアーチーさんと同じく赤チェンジザと零ジョラゴンジョーカーズ

1本目は卍を赤チェンジザに当たることができ、ミスで山を掘り過ぎて本来のユニバースで安全に勝つプランではなく殴り勝つという危ない橋を自分で掛けて渡ることになったが勝利。

 

あと1勝で1日目のリベンジを果たすことができる。

 

そして2試合目は墓地ソースvsジョーカーズ。4ターン目にポクチンちんをトップで引かれそのまま負け。

 

しかしあと1勝は変わらない。ローラさんはジョーカーズを使ってくることは確実。

準決勝のように相手が少しでも隙が出来れば、ワンショットで決めることのできる墓地ソースを選択。

 

そして3試合目。ヤッタレニヤリー、零ジョーカーズの最強ムーブを決められ負け。一瞬の隙など無かった。

 

高い壁だった。全国大会出場者の実力たるものなのだろうか。それとも。

 

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墓地ソースを何度も握って。やっと自分のものにできた、暴れ馬もとい暴れ龍を乗りこなすことにできた。今はそう感じている。

 

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