世間ではミッツァイルマスターズと言われているが果たしてそうなのだろうか?
その影で暗躍し、真に脅威となりしものがいるとするならそれらの方が問題であろう。
かつてバスターやロージア、モルネク、バイクと言った猛者が暴れ狂う環境において裏切り魔狼やガロウズと言ったカードが、眩い輝きを放つ主役たちの影でサポートしていた。
眩き輝きを放つ主役たちの存在を引き立てるそういった影の者たちは時に主役たちすらも脅かし、世界を影から支配する存在に成り代わる。いつの時代、どの世界においても影の支配者は存在する。
表向きこそミッツァイルが支配するこの環境において影の支配者は誰だろうか…?
答えは一つである。
機術士ディール / 「本日のラッキーナンバー!」
このカードの他にないだろう。
特に呪文面のクリーチャーの召喚と呪文の封じ込めはまさに「一は全、全は一」とでもいうようなそんなカードである。
相手の妨害とフィニッシュのサポートもできる。デュエマの中でも強力なカードであり現代のデュエルマスターズを象徴するような1枚だろう。
究極の兵器に対する時、人はどうするべきなのか?
その答えも一つだろう。使えばいい。相手が銃を持つなら銃を持って対抗するしかないし、相手が核爆弾を持つならこちらも持つしかない。シンプルで簡潔な発想である。
ということで筆者の「ラッキーナンバーを打たれるならこちらも持つしかない」という安直極まりない発想の元、考案されたのがこちらのデッキである。
"安直覇道"
ここに爆誕
先週発売の120枚デッキにおいて追加された"ダンダルダBB"の存在は大きく
ダンダルダの搭載によってJトルネードでラッキーナンバーや漫画をタダで打てるようになったことはラッキーナンバーを大量搭載という安直さをカバーしてくれていえる。
"ダルタニックB"も優秀なカードであり、鬼面で手札が増えると2打点にもなる。ダンダルダやショッカーのJトルネードの種にしたりと色々便利に使うこともできる。
ここまで見てきた安直覇道だが、ラッキーナンバーを搭載した影響で初手が結構真っ青になるというデメリットもある。あと白のメタにも弱い。実際スキップCSでも赤白ミッツァイルとサザンにボコボコにされた。(赤白ミッツァイルは筆者のプレミもあるが)
個人的にはまだ希望持てる構築なので、さっさとラッキーナンバーは消えることを切に願いたい。