こんにちはikarugaです。
本日6/20にコロコロチャンネルにて2枚のプレミアム殿堂入りと3枚の殿堂入りの発表が行われました。今回はその合計5枚のカードについて見ていくとしましょう。
プレミアム殿堂
ヴォルグサンダー
長らくLO戦略を目指すデッキのフィニッシャーとして活躍してきたサイキッククリーチャー。
エピソード1に初収録されて以来8年間最前線で戦い続けたが遂にプレミアム殿堂入りとなり、使用することができなくなった。
禁止の理由はオレガオーラとの相性の悪さだろう。今後オレガオーラオンリーまたは40枚の大多数がオレガオーラで組まれたデッキが登場した際に1度でデッキを壊滅させることのできるこのカードはやはり運営としても見逃すことはできなかったのだろう。
1月の殿堂発表の際に直接入らなかったのはワンクッション置いたということなのかもしれない。
ハンデスなどのコントロールデッキは強力なフィニッシャーを失うことになったが、最近はアダムスキーをフィニッシャーのする構築などもありそちらにシフトしていくような形になるであろう。
ヒラメキプログラム
転生プログラムなどの系譜のカードが再びプレミアム殿堂入りとなった。
かつて"ヒラメキローラン"や"ヒラメキドレーン"といったコンボデッキで使用されて殿堂入りとなっていたが、超天篇で登場した《サイバー・K・ウォズレック》との強力なコンボが発見され最速3ターンでゲームエンドまで持ち込むことのできる超強力なコンボデッキ"ヒラメキウォズレック"が開発されたことが今回のプレミアム殿堂入り、また殿堂入り発表の原因になったと思える。
またサイキッククリーチャーが対象に取れないだけで、GRクリーチャーは余裕で対象にできるのでその関係もあるのだろう。
踏み倒しの恐ろしさをまた我々に教えてくれた危険な呪文であった。
殿堂入り
セイレーンコンチェルト
マナを無限に起こすことのできる呪文。
1月の殿堂発表あたりでも殿堂入りの噂はあったがその時は見逃されたが今回は流石にアウトであった。
ゴクガサイクルなどのソリティアデッキや青単ムートピアなどのワンショットデッキで使用された。
特に双極篇で登場した、マノミー・スコーラー・コーラリアンといった呪文を○回唱えるという条件に持つG0持ちのクリーチャーとの相性が良かった。
今回は後述の轟轟轟ブランド殿堂入りによって速攻デッキが一掃されることによって青単ムートピアが地位が上がることによって、環境を独占してしまうことを懸念しての殿堂入りであろう。
今回セイレーンコンチェルトが殿堂入りしたことでDM10弾からは10枚目の殿堂入りカードを輩出したことになった。
ガヨウ神
さらば中山涼太郎
昨年の双極篇1弾に登場して以降ジョーカーズの強力なドローソースとして活躍してきたカードが新章DM・ジョーカーズ初の殿堂入りとなった。
やはりジョラゴンループの核となっていたことが今回の殿堂入りの理由であろう。
またジョーカーズをGRクリーチャーを軸としたデッキに移行させるためでもあるだろう。
単純にドローソースとしても凶悪なカードではあったが、ジョラゴンと組み合わせることでデメリットのディスカードもメリットへと変換されることもあまりよろしくはなかったのだと思える。
(超天篇2弾にて似たような効果を持ったGRクリーチャーが発表されたあたりで察してはいた。)
轟轟轟ブランド
右手マスターズ、最速の象徴
昨年の双極篇2弾にて初登場し、登場以来環境どころかデュエルマスターズの常識を塗り替えてしまったと言えるカード。
上記のガヨウ神と共に新章DM初の殿堂入りとカードであり、初のマスターレアの殿堂入りカードとなった(あと初のビートジョッキーの殿堂入り。)
登場前こそ評価は同期のガリューザークに比べて低いものであったが、登場した瞬間から2ブロック殿堂関係なく縦横無尽の活躍を見せた。
その強力な踏み倒し能力と地味に強力なドロー効果、ディスカードによる破壊効果、SAどれを取っても凶悪な効果であり、専用デッキでなくても速攻、中速のデッキに出張していった。
前回のGP9thでも1日目の2ブロ、2日目の殿堂、どちらの優勝デッキにも採用されていたことからもこのカードの強力さを如実に表しているだろう。
あまりにも速すぎる、そして強すぎた最速の漢は、登場から1年8日という超速での殿堂入りとなった。
(ここからは個人的な話になるが、筆者がCS初優勝となった。昨年の超CSのサイドイベはこの轟轟轟ブランドのデッキであり思い入れの強いカードではあるので感謝の気持ちしかない。
ありがとう轟轟轟ブランド。)
まとめ
今回はヴォルグサンダーやガヨウ神など次の時代へ向けての殿堂入りカードが多い印象であった。
今回の殿堂入りの施行は7/1からであり、CSサポートのプロモーションカードが変わるところからの施行となっている。
2日後には超天篇2弾が発売される。轟轟轟ブランドも双極篇の第2弾出身であり、この2弾に収録されるカードはこの1年間を支配するようなカードが収録されやすい。
今回の殿堂発表も合わさり、新たな時代へ向けて環境は大きなうねりが起こることは間違いないだろう。
新しい時代の頂点に立つのはどのカード、デッキになるのだろうか?