6/24、次世代ワールドホビーフェアのデュエマのステージにて注目されていた殿堂発表がされました。
今回は混沌とした環境から何が制限を受けるのかかなり注目され、様々な予想が出ました。
予想されていたものを整理してみると
ドギラゴン剣
アパッチウララー
龍装チュリス
プラチナワルスラS
タイガーニトロ
ニヤリーゲット
ザビミラ
ヴォルグサンダー
サイゾウミスト
バイケン
などなどかなり数多くのカードが予想されていました。数多くのデッキタイプがしのぎを削っていた環境だからこそこれほどまでに候補が出てきたのだと思います。
では今回発表されたカードたちを見ていきましょう。
今回発表されたのはこの4枚。
ここからは1枚ずつねっとりと見ていきましょう。
1.勝利のアパッチウララー
ドギラゴン剣が登場以来その最強の相棒として暴れまわったカード。
ドギラゴン剣からアパッチウララー、醤油。我々はこの2年間幾度となく見てきただろうか。しかしこの光景も7/14日から見ることはかなり少なくなるだろう。
龍装チュリス登場後は安定した3ターンキルの中核を担った。筆者もバスターを握り続けてきた身なのでとても頼りになった。お疲れ様の言葉を送りたい。
ドギラゴン剣を生き残らせるためにも仕方ない犠牲だったのだろう。他のTCGならドギラゴン剣が容赦なく殿堂を食らっていただろう。だがデュエマはあくまで子供向けのTCGである。タカラトミーとしても断腸の想いで制限をかけたのだろうと考えられる。
2.プラチナワルスラS
初登場時はあまり評価を受けてはいなかったが、どんどん評価が上がっていき遂に殿堂にまで上り詰めた。
3コス6000進化、Wブレイカーという恐ろしいスペックに加えて殴る時に3ドロー1ディス=手札が2増やすという破格の性能を誇り、赤青ブランドや墓地ソース、最終的には赤青バスターに採用され環境で暴れまわった。
このカードを残しておけば、全てのドローカードが太刀打ちできなくなってしまう。「○○使うの?じゃあワルスラでいいじゃん」というのを嫌っての制限だろう。このカードはあまりにも強すぎた。
3.ゼロの裏技 ニヤリーゲット
歴代のシリーズで一番殿堂入りが少なかったE3から2枚目の殿堂入りとなったドロー呪文。
無色ジョーカーズとの相性は抜群であり、その圧倒的なドロースペックは新参者ジョーカーズデッキを環境トップに君臨させるに十分なパワーを与えた。
主人公デッキの必須カードと言えども、0コス最大3ドロー、そのあまりにも強すぎるパワーを見逃してはくれず遂に制限カードとなった。
個人的に2ブロでは許されるかなとも考えていたが容赦はなかった。
まぁ遅かれ早かれこのカードは制限を食らうカードであるのは誰しもが気づいていたはずだ。
4.次元の霊峰
革命チェンジの登場で大躍進を遂げた多色カードを安定してサーチする呪文。
バスターやダンテ、そのチェンジ元の多色、バスターから引っ張ってくるカードなど、このカードがあるだけで革命チェンジの質を大幅に向上させるそんなカードだ。
霊峰バスターや成長ダンテなどで大活躍した。
タカラトミーも賢くこのカードを潰さないとバスターの天下は変わらないことを認知しての規制だろう。さらにこの先多色を推す次第に突入した時にこのカードが大暴れすることを見越しての規制だとも思える。
かなり近いうちに多色の時代が到来することを予見させる規制なのだろう。
まとめ
今回の殿堂発表ではドギラゴン剣を支えた周辺パーツが狙い撃ちされていった印象がある。さらに規制の施行も7月14日と大体の人が想定していた、8月10日超CS当日より約1ヶ月早い施行となった。デュエマクエストパックの発売の関係もあるだろう。
今回の殿堂発表で登場以来2年間最前線で戦い続けてきたドギラゴン剣、その勢力は確実に衰えていくことだろう。これは新たな時代の始まりとなるに違いない。
この殿堂施行の後、その混沌の中からどのような勢力が新たな時代の覇者として声をあげるのが注目の1ヶ月になるに違いない。
最後にこれだけは言わせてほしい。
ありがとうドギラゴン剣。
(1700文字以上書いたのですが、なんで大学のレポートとかでもすらすら書けないのだろうか…)